作品事例紹介 関電工WEBムービー

JAC AWARD 2024 プロデューサー部門グランプリ / ADFEST 2025 ブロンズ受賞作品において
当社スタッフがプレビズ作成・オンライン編集を担当、技術コンサルがプレビズ・撮影方法での技術的アドバイスを行いました。

NEWS | ADFEST 2025 BRONZE受賞
WORKS | 関電工 80周年記念ムービー

関電工 「これからも、ずっと」篇

創立80周年記念の社員参加型WEBムービー
創立から現在・未来へと続く歩みが切れ間のない1カット映像で描かれており、社員一人ひとりが主役となり、共により豊かな未来をつくるというメッセージが込められています。

メイキング映像[YouTube]

プレビズ作成によるイメージの共有

撮影課題

演者は映像制作経験のない社員の皆様、加えて完全1カットで撮影が進行する為、カメラ・照明・特殊機材・演者すべてがタイミングを正確に合わせる必要がありました。
また全体で完成イメージを想像する、、この課題に対し制作部からご相談をいただき、プレビズを作成し撮影を進めていく事になりました。

撮影前

テスト撮影・美術スタジオの図面を元に、3DCGソフト「Blender」にてプレビズを作成。
演者の位置や美術配置、特殊機材が搬入できるかなどプレビズを元にセッティングする為、カメラワーク・照明もシュミレーションした精度の高いプレビズ制作が求められました。




撮影

監督、制作部、撮照部、振付担当交え何度もプレビズ試写をし考察。
仮合成やテストを繰り返し、撮影時間が5カット分しかないなか撮影が進行していきました。

オンライン編集について

一連の映像を3Dでトラッキングし、美術で足りないビルやLEDライトを追加合成。
特機レールや穴から見える人物等の消し、指のカラコレ処理を含めた大量のマスクが必要になりました。
また音楽に合わせスピードを微調整する事を想定し、2分以上の尺を通常の倍フレーム(60fps)にて作業を行っていきました。

作品完成を経て

撮影進行で重要になるプレビズを、美術・スタジオ図面や詳細なカメラデータを元に作成したので、本番の画はプレビズとほぼ同じポジションになり、完成イメージを全部署が共有できるなどプレビズが大いに役立つ作品になりました。

Staff


吉田一樹 Yoshida Kazuki
Compositor(VFX), CG Creator
Awards
セイコーウオッチ「Grand Seiko PV 人生時計」
映文連アワード2014 経済産業大臣賞

ヤマハミュージック「TowerRecords コンセプトムービー バスキュール号 cotto×capsule」
JPPA Awards2013 VP・MTV・その他部門 映像技術シルバー賞


技術コンサルティング Technical Consulting
技術専門スタッフによる、企画段階から撮影手法のご提案
プレビズの作成、撮影現場での効率的な作業フロー構築など、映像・サウンド・技術面の問題をトータルでサポート